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増えた分を、三つに分ける
※数値は説明用の仮の例です。
三つの分け方
全国の流れは、町の働く人が全国と同じ割合でふえたとしたときの分です。図の町は1000人で、全国は+4%なので、40人です。
産業の構成は、全国で伸びた産業を多く持っていたかどうかによる分です。 図の町は、全国で減った製造業の割合が大きいので、その分だけ下がって−14人になります(製造業600人×(−1%−4%)+サービス業400人×(8%−4%))。
地域の分は、それ以外の分です。同じ産業どうしで、全国より伸びたか、伸びなかったかを表します。 図の町の製造業は、全国並みなら594人のところ588人で−6人、サービス業は432人のところ442人で+10人、合わせて+4人です。
この分け方をシフトシェア分析といい、地域の雇用や産業の動きを見るときに、国や自治体の分析でもよく使われています。 三つを足すと、かならず増減の合計にもどります。
読むときの注意
地域の分は「全国の流れと産業の構成では説明できない分」です。町の取り組みの成果を測ったものではなく、その中身は、工場の新設や閉鎖、統計の数え方のちがいなど、さまざまです。 また、産業を細かく分けるほど、構成の分と地域の分の割り振りは変わります。この都市では、産業を17の大きな分類で分けています。
使っているのは経済センサス‐活動調査の2016年と2021年の、事業所で働く人の数です。2回の調査は数え方が少しちがうので、全国の伸びにも、その違いの分が含まれます。 市区町村では、人数が伏せられている産業を外して計算しています。
どこで見られるか
読み解きの間「産業の稼ぐ力を読み解く」で、県を選ぶとこの分け方が出ます。その下で、県の中の市区町村も選べます。